第16回  イメージングカフェ  レポート  


    【ご参考】第16回募集案内

2012年10月12日(金) 18:30より恵比寿カルフールにて、第16回イメージングカフェを開催致しました(参加者22名:委員、講師含む)

今回は、BOOK ON DEMANDビジネスの企画・マーケティングを推進されている富士ゼロックス(株)プロダクション営業本部の望月雅之様にお願いして、電子書籍出版システム(Espresso Book Machine) その現状と将来展望というタイトルでご講演いただきました。

最初にEspresso Book Machineとそのビジネスについて紹介されました。Google等が保有する著作権切れ書籍や技術書等の専門書籍などの電子書籍をクラウド配信サービスによりダウンロードし、専用機械(Espresso Book Machine)で1冊から製本できるサービスを提供するもので、書店で絶版書籍や重版未定書籍、あるいは図書館、大学等でのテキストや論文の製本などをターゲットにビジネスをされているとのことでした。

そして、2010年に日本で初めて導入された三省堂書店での企画から現在に至るまでの出版会社との取り組み事例、ユーザーの反響など話していただきました。特に、ベストセラーの参考文献で紹介さている絶版本を印刷してベストセラー本と並べる販売方法や、絶版になったコミックを老眼の人でも読みやすいようにワイド版にして製本するなど、実物も見せていただきながら、出版社や書店の方の様々な工夫やアイデアをお話しいただきました。

最後に、海外の動向等についてお話しされ、アメリカではデジタル印刷による書籍が大幅に増加していることなどが紹介されました。日本では、これまで出版社でのコンテンツのデジタル化の遅れや著作権の取扱いの問題で導入は遅れていたものの、国の支援もあり、今後は日本でも出版物のデジタル印刷が本格化するとの展望を聞かせていただきました。

(Youtube) Espresso Book Machine

記・企画委員 森下 浩延(出光興産)


次回(第17回)は、11月9日(金)に開催予定です。詳しくは開催案内をご覧ください。