| 第18回 イメージングカフェ レポート |
2012年12月14日(金) 14:00より東京工業大学 大岡山蔵前会館にて 第18回イメージングカフェを開催しました(参加者41名 委員・講師含む) 。
今回は、年末スペシャル「イメージング技術 2012 徹底討論」と題して、今年一年を振り返りじっくりディスカッションするための企画として開催されました。
サマースペシャル同様に、いつもより早い時間に開始して講演(第1部)に引き続き、ビール等飲みながら討論と懇親を深めイメージング技術について語り合う第2部を設けた特別企画です。
第一部の講演は、画像学会企画委員会の3名の委員が、各々の専門分野について講演を行いました。
1.電子写真技術の2012年とこれから (服部好弘委員:コニカミノルタBT)
2012年に発売された各社新機種の詳細な技術解説をしていただきました。
ハロゲンヒーター搭載による小型化・低価格化によるIH神話の崩壊?やサムスンの市場参入についての技術的側面を含めた解説など、専門家ならではの切り口で斬新な内容でした。
特に販売面での成長は継続しているとの力強い話もあり、明日に向かって励みになったのではないでしょうか。2.インクジェット技術の2012年とこれから (中島一浩委員:キヤノン)
今年はDrupa 2012やPhotokinaの開催年でもあり話題に事欠かない年でした。
インクジェットも右にならえ。話題の中心は、やはりMemjetとLanda Nanographyに。
Memjetの技術的評価、特に Suspended Heaterの長所短所と応用分野、次期開発ヘッドの特徴など、ハードに精通した的確な解説は聞き応えのあるものでした。Landa Nanographyでは、コア技術としてブランケット素材、また各社の新しいヘッドの新規技術の解説もあり、今年一年の整理として大いに役立ったことと思います。3.電子ペーパー・デジファブ・他の2012年とこれから (酒井真理委員長:東京大学)
デジタルファブリケーションの説明では、プリンテッド・エレクトロニクスやバイオ・メディカルなどの事例紹介の他、3Dプリンターの紹介では作製されたサンプルを多数手に取って見ることができました。加工法の説明、特徴といったことは普段あまり耳にすることがなく、3Dプリンターへの理解が大いに進んだものと思われます。
一方、デジファブ全体の問題点として、開発の出口が見えていないとの鋭い指摘があり、講演あるいはこの後の懇親会で活発な議論となりました。第2部にも多くの方に参加頂き、場所を東京工業大学100周年記念館レストランに移してディスカッション等々、有意義なひとときをお過ごしいただけたものと思います。
記・企画委員 大倉浩和(三菱製紙)
次回(第19回)は、2月1日(金)に開催予定です。詳しくは開催案内をご覧ください。