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第28回 イメージングカフェ レポート |
2014年1月31日(金)18:30より、恵比寿カルフールにて第28回イメージングカフェを開催しました(参加者24名、内訳:一般参加者19名、委員3名、講師2名)。
今回は、講師としてテクマトリックス株式会社の藤原 浩太様と駒澤大学・教授の吉川 宏起先生のお二人をお招きして、医療用に使われる画像の保管管理、画像診断における画像処理というそれぞれの専門の立場から講演をいただきました。
「医用画像管理システムのクラウド・コンピューティングへの応用 〜クラウドでできるようになること〜」(藤原 浩太 様)
医用画像データの容量が肥大化しており、病院内のテラバイトレベルのハードディスクでも容量的に管理が難しくなってきています。フィルム等のメディアで保存されている画像データは保管場所の容量の関係で不要なものは廃棄されてきたのですが、廃棄基準が定まっていない現状では、画像データは蓄積される一方となっています。医療情報の外部保管が認められたことから、クラウドが活用されることは、至極当然の流れと言えるでしょう。クラウドの概念、そのメリット・デメリットを判り易く解説していただき、理解が深まった講演でした。また、PACS、DICOMについての解説もあり、医療用データハンドリングの一端を垣間見ることができました。
「医学画像診断における種々の画像処理とその応用 〜マクロからミクロへ〜」(吉川 宏起 先生)
X線コンピュータ断層画像(X-CT)と磁気共鳴画像(MRI)を中心に、多くの画像を用いた説明で、技術的な進歩を判り易く解説していただいた講演でした。X-CTとMRIで得られる情報の特性から、この2法が診断用に不可欠なものであることが良く理解できました。また、X線画像の診断で影があるということは、黒い部分ではなく白い部分を指しているとの話には、ハッとするものがありました。画像操作によって、2D画像から3D画像を構築するといったことが可能となっており、MRI画像データからあたかも内視鏡で得たような画像が得られることは、その技術的進歩に驚くばかりであり、患者の負担軽減が日々進歩していることの証と感じました。
今回は普段接することの少ない医療関係の画像にまつわる講演でしたが、平易な言葉で判り易く解説していただいたこともあり、理解が深まったものと思います。
記・企画委員 大倉浩和(三菱製紙)
次回(第29回)は、3月14日(金)に開催予定です。詳しくは開催案内をご覧ください。