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第33回 イメージングカフェ レポート |
2014年7月25日(金) 15:00より東京工業大学蔵前会館にて第33回イメージングカフェを開催致しました。(参加者27名:委員、講師含む)
今回は夏の暑い時期に開催ということで、第1部の講演のあとに、ビール片手に講師を囲んで詳しい技術の話を聞いたり、参加者相互の懇親を図ったりできる第2部を設けた納涼サマースペシャル企画。八十島プロシード株式会社の河野浩之様に「3Dプリンターの現状と3Dテクノロジーを活用した最先端のものづくりとは」と題し講演をいただきました。
八十島プロシードでは、樹脂材料をレーザで溶融焼結させる粉末焼結法、インクジェットでバインダーを描画して粉末(石膏)を固めていく粉末固着法、紫外線硬化樹脂をインクジェットで積層していくIJ樹脂堆積法の各大型装置を所有し、3Dデータの作成(スキャニングやデータ変換)から造形まで、3Dに関する幅広いサービスを提供しています。
講演では、これらの装置で作成した実物の造形物を多数用意いただき、3Dプリンターの応用範囲の広さが紹介されました。建築、フィギュア、美術工芸におけるミニチュアモデルや実寸モデルの作成の他、3次元可視化モデルの造形、医療における手術器具や手術トレーニング機器などへの応用を見ていくと、私たちが普段目にしない領域へも技術が急速に広がっていることを感じました。
一方、これらの造形に必要な3Dデータの準備に関しても、CAD上での作成、CTやMRI画像からの作成、スキャナーによる作成の実例を基に分かり易く解説いただき、ソフトウェアの面でも技術進歩を理解しました。3Dプリンターに関しては、これまでもイメージングカフェやImaging Conference JAPANで取り上げてきましたが、話題先行で現実との乖離を感じることもあったこの技術が、今回の講演ではAdditive Manufacturingの大きな柱として、実際に社会に変革をもたらしていく可能性を実感することができました。
記・企画委員 酒井真理(東京大学)
次回(第34回)は、9月5日(金)に開催予定です。詳しくは開催案内をご覧ください。