|
第51回 イメージングカフェ レポート |
2016年5月20日(金)18時30分から日本印刷会館(新富町)にて第51回イメージングカフェを開催。「デジタル化が進むパッケージ印刷の最新動向 〜drupa2016直前情報〜」と題して、(株)プリンテクノの木村 哲雄様にお話しいただきました。
今回は、昨今注目されているデジタルパッケージ印刷がテーマで、しかも5月31日〜6月10日にドイツ・デュッセルドルフで開催されるdrupa2016(国際印刷・メディア産業展)の直前ということもあり、予想を大幅に上回る参加申込みがあり、会場を急遽日本印刷会館(新富町)に変更しました。それでも一週間前には満員御礼となり、過去最高の67名(講師、委員含め)でのイメージングカフェとなりました。
講演の最初には、パッケージ印刷のワークフローがアナログ印刷からデジタル印刷に変わることでどのように変化したかの説明がされ、デジタル化が進む中で、パッケージのデザインから印刷までの各工程に関係する様々なソフト会社やデザイン会社、そしてプリンターやフィニッシャーなどのメーカーがどのように連携してデジタル印刷を推進しているかのビジネスモデルなどの紹介がありました。
さらに、それらデジタル印刷に関係する各社が出展するdrupa2016について、代表的な会社の事前リリースや木村様が独自入手されている情報や予想など興味ある話題を多く提供していただきました。
パッケージ印刷や商業印刷は欧米で先行していますが、PETボトルへのダイレクト印刷から段ボールの外装印刷、あるいは壁紙など住宅建材向けなどのワイドフォーマット印刷など、さまざまな用途や基材に合わせた各社の最新プリンターの紹介や、その要素技術として、インクジェットプリンターの信頼性・安全性向上のためのヘッド、UVインクの改良やナノインクを用いた技術の動向などの例を紹介いただきました。パッケージ印刷は、デザインでその会社や商品の付加価値を高めるブランディングの重要な要素です。
最新のデジタル技術を用いたソフトやハードの技術が進歩していることを感じ、日米欧の主要メーカーがdrupa2016でどのような製品や技術を展示し、市場を拡大していこうとしているのか興味が増すご講演でした。次回の第52回イメージングカフェ(6月24日(金)開催予定)では、drupa2016の最新のレポートを予定しています。drupa2016に参加された方も参加できなかった方も、最新情報の交換や議論ができる場としたいと考えています。次回も是非ご参加をお待ちしております。
記・企画委員 森下浩延(出光興産)
次回(第52回)は、6月24日(金)に東京工業大学(大岡山)で開催予定です。詳しくは開催案内をご覧ください。