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日本画像学会2015年度シンポジウム


『デジタル印刷の更なる発展へ向けて』
〜そのための新たな市場と技術とは?〜


開催趣旨
   1980年代以降オフィスの急速なデジタル化に伴い電子写真を中心としたデジタル印刷は飛躍的に進歩してきました。今回のシンポジウムでは、まず最新の世界の技術・製品・市場の動向を、続いて低コストと高画質の両立を狙った中国・アジア太平洋地域戦略機、ならびに商業印刷市場にむけた製品の技術紹介をいただき、市場と技術の議論からデジタル印刷がこれからも発展していけるのか、そのためには何が必要なのかを考える場としたいと思います。
   また第2部として究極のデジタル複製技術である文化財複製のご講演もいただき、オフィス、商業印刷以外の領域での取り組みについての見識を深めるセクションも企画しました。
   本シンポジウムがきっかけとなり、ご参加の方々の今後の方向性、発展のお役にたてればと考えます。


■開催日時2015年12月04日(金) 9:30〜16:40(受付開始 9:00〜)
■場所発明会館(東京都港区虎ノ門 2-9-14、Tel:03-3502-5499)
            地下鉄銀座線「虎ノ門」駅 3番出口 徒歩5分
            地下鉄「霞ヶ関」駅 A13番出口 徒歩13分
■対象複写機、プリンタ、その他イメージング関連分野に従事する研究開発者と企画担当者
■参加費
    (税込み)
会員、維持会員及び協賛学会員 10,000円、非会員 17,000円、学生 2,000円
(会員証、維持会員証を提示願ます)
日本画像学会会員入会用サイト。 (入会案内はこちら)
■参加登録 今回のシンポジウムでは Webによる参加者の事前登録を実施致します。
下記の2015日本画像学会シンポジウム(東京)申し込みサイトから事前に申し込みをお願致します。

《会員用申し込みサイト》
《維持会員用申し込みサイト》
《関連学会会員用申し込みサイト》
《非会員用申し込みサイト》

会員のID/PW(会員番号:日本画像学会会員No / パスワード:会員情報管理システム用パスワード(※お忘れの方は こちら))
維持会員はPWは必要ありません


当日は参加証(参加申し込み【○○】登録完了通知)をご自身で印刷し、受付に提示ください。

参加費は、当日受付にてお支払いください。参加費は予稿集・CD-ROM代金を含みます。
(会員証、維持会員証を必ず持参ください。提示のない場合は非会員扱いとさせていただきます。)
 

■主催一般社団法人 日本画像学会
〒164-8678 東京都中野区本町2-9-5 東京工芸大学内
Tel:03-3373-9576、Fax:03-3372-4414
■協賛 (一社)日本印刷学会、(一社)画像電子学会、(一社)日本写真学会
■企画・運営日本画像学会  技術委員会電子写真技術部会


プログラム
  時 間 題 目 講演者 所 属
1 9:30-10:15 電子写真技術の2015年とこれから
  〜日本・欧米〜
松代 博之
日本画像学会
電子写真技術部会
2 10:15-11:15 アジア地域の電子写真製品市場と課題
  〜中国・インド市場を中心に〜
山本 幸男
(株)データ・サプライ
  11:15-11:25 休憩
3 11:25-12:10 A3カラー複合機DocuCentre SC2020
  〜中国・アジア新興国戦略商品〜
片桐 秀男
富士ゼロックス(株)
  12:10-12:20 オーサーズインタビュー
  12:20-13:10 昼 食
4 13:10-13:55 Pro C9110/C9100の開発
  〜用紙対応力と画像安定性を向上させる技術〜
比嘉 拓磨
(株)リコー
5 13:55-14:40 bizhub PRESS C1100
  〜生産性、信頼性の向上技術〜
関根 哲
コニカミノルタ(株)
  14:40-14:50 オーサーズインタビュー
  14:50-15:00 休憩
6 15:00-15:45 大判インクジェットプリンタを用いた文化財の高精度複製技術
  〜綴プロジェクト〜
蒔田 剛
キヤノン(株)
7 15:45-16:30 京都伝統文書復元プロジェクトとそれらを支えるデジタル印刷技術 木村 秀貴
富士ゼロックス(株)
  16:30-16:40 オーサーズインタビュー
*都合によりプログラムを変更する場合があります。最新情報は日本画像学会HPでご確認ください。
*日本画像学会ホームページ(http://www.imaging-society-japan.org/isj.html )


Abstract
講 師 所 属 題目&アブストラクト
松代 博之
電子写真技術部会
((株)リコー 
画像エンジン開発本部
プラットフォーム開発センター)
「電子写真技術の2015年とこれから 〜日本・欧米〜」
  電子写真方式のプロダクション領域の上市動向において、2013年から2014年にかけては、各社からカラープロダクションデジタル機が発売され、ライトプロダクション領域のカラーデジタル機が出揃った感があった。2015年には、2社から毎分100枚(A4換算)以上の機種の発売があり、ミドルプロダクション領域でも各社のカラーデジタル機が揃ってきている。また、ゴールド/シルバートナー、ホワイト/クリアトナー、特色(オレンジ/グリーン/ブルーなど)トナー付加や、凹凸紙対応の機種は2014年末以降も継続して上市され、付加価値の創出が進んでいる。
  一方オフィスMFP領域においては、同一エンジンのプラットフォームにて20から60枚程度(A4換算)のカラーデジタル機を開発し、シリーズ機はそのエンジンを用いるモディファイ戦略を各社とも取っており、2015年の新規エンジン機種の上市は数少ない状況である。
  これらの2015年の電子写真技術の動向を、展示会関連(PAGE、IGAS)、学会発表関連(ICAI、NIP)、製品発売関連、欧州情報から振り返り、これからの電子写真技術について考察する。
山本 幸男
(株)データ・サプライ
「アジア地域の電子写真製品市場と課題 〜中国・インド市場を中心に〜」
  複写機・レーザープリンタなどの電子写真製品は、オフィス向けを中心に拡大の一途をたどってきましたが、ここに来て成長が止まりかけるようになってきました。モノクロはカラーによってマイナスを補い、先進国から発展途上国に販売の伸びしろを目指して製品も売り方も変わってきました。
  ハードだけではなく、ノンハードの比率を上げるための消耗品やソリューションの拡大も大きな課題です。
  一方、プロダクションプリンタは、オフセット印刷市場の一部を代替しながら印刷所、CRD(大企業のコピー室)などに市場を拡大しているだけでなく、中国を始めとする新興市場でも操作性の手軽さから市場から拡大が期待されています。
  ハードウェアの市場動向からトナーなどの消耗品市場の変化と今後の予測を概括します。特に中国やインドでのニーズは大きい反面課題の多さも浮き彫りになっています。
  また、「REMAX ASIA EXPO 2015」(珠海で開催される複写機・プリンタの消耗品展示会)の最新情報もお知らせします。
片桐 秀男
富士ゼロックス(株)
商品開発本部
第三商品開発部
「A3カラー複合機DocuCentre SC2020 〜中国・アジア太平洋地域戦略商品〜」
  DoceCentre SC2020は、モノクロ複合機の比率が圧倒的に高い中国および アジア太平洋地域の中小規模事業所(SMB:Small and Medium Business) 市場において、モノクロ機ユーザーのカラー需要を喚起し、 カラー複合機の市場の拡大を目指す商品として、2014年5月に中国および アジア太平洋地域で販売されたA3カラー複合機である。 本講演では、従来の高価格/高画質/高機能化中心であったA3カラー複合機に対し、 対象市場の特性/環境を考慮した機能・仕様と、低コストの両立を果たした商品 の概要及び、採用した主要技術について紹介する。
比嘉 拓磨
(株)リコー
画像エンジン開発本部
プラットフォーム開発センター
PF第三開発室
「Pro C9110/9100の開発 〜用紙対応力と画像安定性を向上させる技術〜」
  プロダクションプリンディング市場は、年々デジタル印刷機の占めるウェイトが大きくなっているが、一層のプリントボリューム確保のためにはさらなる用紙対応力向上や画質安定性が望まれている。
  RICOH ProC9110/C9100は、52〜400gsmまでの用紙にて等速印刷に対応、各種の画質安定化技術を搭載したプロダクションプリンティング市場向けプリンタのフラッグシップモデルである。新規転写システムと用紙冷却システムの搭載により、用紙対応力を大幅に向上させ、中間転写ベルト上での階調補正制御の搭載により、印刷時においても中間調を安定した品質で印刷することが可能となった。また、メディアセンサを搭載することにより、用紙選択の時間を短縮し、使いやすさ向上を実現している。本講演ではRICOH ProC9110/C9100に搭載された技術の中から、これら用紙対応力と画質安定性に関する技術について紹介する。
関根 哲
コニカミノルタ(株)
開発本部PP製品開発センター
「bizhub PRESS C1100 〜生産性、信頼性の向上技術〜」
  印刷業界で求められるのは、高い信頼性と生産性である。単にプリント速度が速いということだけでなく、用紙厚によらず、常に100%の出力速度を維持すること、止まらずに安定稼働し続けることがお客様の仕事量の見積もり精度を向上し、事業の拡大を可能にする。
  bizhub PRESS C1100では低温定着トナーの採用による厚紙対応力の拡大、画像濃度補正センサの読み取りと処理アルゴリズムの改善、エア式専用給紙装置の搭載、等により、高生産、高信頼を実現している。
  本講演では、3者の実現を可能にした新規技術について紹介する。
蒔田 剛
キヤノン(株)
画像技術開発センター
「大判インクジェットプリンタを用いた文化財の高精度複製技術 〜綴プロジェクト〜」
屏風や襖絵といった日本古来の貴重な文化財のなかには、海外へ渡ったものがある。
また国内にあっても劣化防止や国の定めにより、限られた期間しか私たちが目にすることができない作品が数多く存在する。このような文化財を高度の記録技術で再現し広く一般に公開することができればその利点は大きい。
ここでは、文化財複製を大型インクジェットプリンタで制作している「綴(つづり)プロジェクト」の活動と技術について、制作フロー及び画像処理中心に紹介する。  
木村 秀貴
富士ゼロックス(株)
デバイス開発本部
イメージングプラットフォーム開発部
「京都伝統文書復元プロジェクトとそれらを支えるデジタル印刷技術」
  日本の歴史と文化の価値を国内外へ広く発信し続ける京都。その中心部に位置する富士ゼロックス京都では伝統文化の伝承に貢献すべく、複写機および周辺技術を使い旧家や神社 仏閣の持つ伝統文書の複製物を製作・提供し、当時さながらの活用を実現することでその真価の発揮を推進している。
  弊社の企業理念「知の創造と活用をすすめる環境の構築」にも相通じるこの時を超えたコミュニケーション支援活動は、地域の皆様のご協力により成り立ち、活動の中で生まれる感動を共有することで進化を遂げてきた。
  本講演では、常にお客様の感動を目指し加速し続ける本活動について、その発端、コンセプト、製作工程や技術、および今後の展開について紹介する。  


会場のご案内
住所   東京都港区虎ノ門 2-9-14
電話   03-3502-5499   FAX 03-3595-2763
URL  http://hatsumeikaikan.com/

交通   地下鉄銀座線「虎ノ門」駅 3番出口 徒歩5分
          地下鉄「霞ヶ関」駅 A13番出口 徒歩13分

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