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所 属 |
題目&アブストラクト |
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川本 広行 |
(早稲田大学) |
「電磁場における粒子の動特性に関する研究 〜画像技術から宇宙探査まで〜」
「電磁粒子のダイナミクス」を基盤的な学理とし、これを画像形成技術に応用する研究を行ってきた。具体的には電子写真の現像系や静電インクジェットに関する研究などである。また最近はこれを月・火星や小惑星に存在するレゴリス粒子やメガソーラーの太陽電池パネルに堆積するダストを対象とする研究にシフトしている。
いずれの場合も、高速度カメラによる粒子の微細な運動観測と個別要素法によるシミュレーションを有機的に組み合わせて現象のメカニズムを解明し、システムの改善に役立てている。
本報告では、これらの概要について報告する。
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長谷部 恵 |
(富士ゼロックス) |
「シミュレーション技術概論:概要と歴史」
電子写真やインクジェットシステムは、複数の物理現象(応力,熱,流体,濃度,電磁界など)が連成するマルチフィジックスであり、それらの相互作用のもとトナーなどの粉体の運動や液滴の大変形などの解析が行われている。
材料の分野においては内部のミクロ構造を考慮したいわゆるマルチスケール解析も行われるようになってきた。最近では、現象のリアルな再現が追求される一方で、開発現場での活用を念頭とするモデルベース手法(MBD,機械学習併用)の開発も進んでいる。
本講演では、これらの代表的なシミュレーション技術とその変遷を概説するとともに、解析技術上の課題や今後の展望について述べる。
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中山 信行 |
(富士ゼロックス) |
「シミュレーション技術の適用事例@:電子写真 〜新たなフェーズに向けて〜」
電子写真プロセスに対する数値シミュレーション技術の適用は、1970年代の電界解析などにさかのぼります。
その後、対象とする物理現象や数値解析手法、解析規模、適用範囲といった面で、さまざまに進化し、技術・商品開発での活用が精力的に行われてきています。
本講演では、講演者の検討事例を中心として、これまでのシミュレーション技術開発と適用の発展経緯を振り返りながら、近年の適用事例を紹介いたします。そして、さまざまな解析技術との連携が図られ、さらに多様化していく今後の新たなシミュレーションの適用について展望します。
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門永 雅史 |
(東工大/リコー) |
「シミュレーション技術の適用事例A:インクジェット〜吐出から画像まで〜」
本講演ではインクジェットに関して、吐出から画像形成までの各プロセスに対してこれまでに報告されたシミュレーション技術を網羅的に紹介する。
インクジェットプロセスは、液滴吐出からメディアへの着弾、加熱や蒸発による定着を経て画像を形成する技術である。原理はシンプルであるが、対象の液滴サイズがpLオーダーであり、またインクは様々な材料から構成されているため解析は容易ではない。
各プロセスごとに積極的なシミュレーションが行われており、設計開発への展開も進んでいる。本講演ではこれらのシミュレーション技術に関して、代表的な事例や物理モデルの紹介をしたいと考えている。
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福江 高志 |
(金沢工業大学) |
「シミュレーション技術の適用事例B:サーマル〜新たな価値の創造へ、本質に帰る〜」
熱回路網法や流体抵抗網法と呼ばれる手法は決して新しい熱設計手法ではない。
しかし、これらの機能設計手法が1DCAEやMBDという枠組みの中で構想設計を革新するキーになりつつある。
消費者の多様な価値に応えるための熱設計におけるシミュレーションの在り方について、サーマルに代表される熱関連の印刷プロセスを俯瞰しながら考える。
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岡 建樹 |
(iSiDエンジニアリング) |
「MBD:システム設計における形で考えないモデルの活用〜電子写真技術での事例から〜」
MBDは開発の上流段階(システム設計段階)で用いられます。詳細設計前ですので、具体的な形がない中でモデル(定式、実験式等)を作成して活用します(形で考えないモデル)。
次のステップである詳細設計を適切に行うためには、そうした定式や実験式、モデルグラフの中の、現象や機能を特徴付ける「特性」の抽出が重要です。その特性が詳細設計での目標になるからです。
また、特性はシステムの制御にも用いられます。電子写真技術に関する過去の技術発表や最近のMBD技術研究会での講演等を上記の観点で捉え直し、事例として紹介することを通して、システム設計段階における「形で考えないモデル」の役割について説明をします。
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