
【年次大会『Imaging Conference JAPAN』】
最先端のイメージング技術領域で活躍中の多くの研究者、技術者が一堂に会し、日頃の研究や開発の成果発表を通じて活発な討論と意見交換が行われる場です。毎年春期(6月)には、関東地区にてImaging Conference JAPANを、秋期(11月)には関西地区でImaging Conference JAPAN Fall Meetingを開催しています。

毎年2回(5月:関西、12月:東京)、特定の注目テーマでシンポジウムを開催しています。
また、電子ペーパーなどの、国内だけではカバーしきれない技術分野では、不定期に国際シンポジウムを開催し、国際的な技術交流を行っています。

イメージング技術の基礎を習得するために、この領域に関係して1~3年の経験者を対象に毎年2回技術講習会を開催しています。春季は東京にて2日間コース、秋季は関西地区にて的を絞った集中講義の1日コースになっています。座学だけでなく、実習形式のシミュレーション技術講習も行っています。

(at ユニコムプラザさがみはら)
技術委員会の各部会が企画して開催します。各分野での専門技術者や研究者の講演が行なわれます。

毎月1回、夕刻より、仕事帰りに気楽にイメージング技術について語り合う、をコンセプトに「イメージングカフェ」を開催しています。ドリンク片手に、講師との楽しい語らいの時間をお過ごしください。個人会員には、参加費割引の特典があります。

年間6冊の学会誌を発行し、会員に配布しています。学会誌は原著論文、技術解説、ImagingToday、学会行事案内等を掲載し、会員の発表の場の提供と会員の知識の向上に努めています。ImagingTodayでは画像技術に関する最近の話題や関連する分野の情報を特集し、解説記事を掲載しています。

【Free Talking “Imaging Today”】
日本画像学会誌のImaging Todayで特集された解説の執筆者による講演と懇親会を組み合わせた催しです。年2回開催しています。

学会で取り扱う技術について共通の尺度、用語を用いる「標準化」も学会の使命です。その成果物として技術委員会で専門的な立場から研究された高精度なテストチャート、標準キャリア、技術用語集などを頒布しています。

日本画像学会が編纂する画像技術用語集は、2024年に最新の改訂を行い、学会ホームページに公開しています。イメージング技術に関する学習や技術書の執筆等にご利用ください。

イメージング技術に関する技術書を編纂し、発行しています。近刊では、「電子写真」、「インクジェット」、「電子ペーパー」「ケミカルトナー」などがあります。

【技術交流会】
技術委員会組織下の一部の技術部会では、インクジェット技術交流会、シミュレーション技術交流会など、技術部会が主催するコミュニティを立ち上げ、技術情報交流活動を行っています。

本学会の対象とする領域における学術または関連技術の発展に関し、業績ある方を表彰または奨励するための選奨事業を行っています。
業績に対し、学会賞、功労賞、論文賞、研究奨励賞、技術賞、技術研究賞、会長特賞が授与されます。
高い業績と専門分野への貢献が認められた方にはフェローの称号が授与されます。

日本画像学会定款に従い、年1回の定時総会を行い、重要事項の決議を行います。総会は、例年、春期の年次大会の会期中に催されます。個人会員1名につき1票の議決権があります。

【学会HPの運営】
ホームページで学会の催しの最新情報などをお知らせしています。各種イベントへの参加登録、年次大会への発表申し込み、入会申し込みや会員情報の更新がウェブからしていただけます。最新の画像技術用語集web版もこちらからご参照いただけます。

【他学会との交流】
2014年、画像関連諸分野の学協会が集い,協力することにより,統合的な画像の取り扱いに立脚した画像技術の新たな展開に寄与することを目的として,「画像関連学会連合会」が設立されました。現在、日本画像学会、画像電子学会、日本印刷学会、日本写真学会の4学会が参画し、合同イベントの開催や、各々の主催行事への協賛を通じて、画像に関連する情報の発信と議論の場を拡げています。また日本視覚学会との共催で初学者のための「視覚と画像の基礎講座」を行うなど連携を拡大しています。
国際的には、米国のSociety for Imaging Science and Technology (IS&T)や中国感光学会と交流があり、国際会議の協賛や合同開催を行っています。
【新たな取り組み】
創立60周年を節目に立案した学会ビジョン「Action before2020」にもとづいて、学会の守備範囲の拡大にとりくんでいます。
2017年より始まった日本視覚学会とのコラボレーション企画を発展させ、2018 年7月より『視覚と画像の基礎講座(全4回)』を開講しました。視覚科学と画像工学の両分野に精通した技術者の養成により、画像の持つ力を効率的に引き出す技術への進化を目指します。

2018年10月、日本画像学会・慶應義塾大学SFC研究所ファブ地球社会コンソーシアム共催による『Conference on 4D and Functional Printing 2018』の開催を皮切りに4DFF (4D and Functional Fabrication)研究会を設立しました。Additive Manufacturing(AM)技術の高速化、高精細化、材料範囲の拡大の先にある空間次元ではない4番の軸(時間軸、あるいは価値軸)の実現を目指した研究領域の議論・発表の場として発展させていきます。

これまで培ってきた技術を次世代に伝えるための事業にも着手しました。日本における複写機産業の原動力となった初期の複写機の技術的,社会的功績を顕彰し,現存する歴史的複写機に搭載された技術の記憶を長く記憶にとどめ,後世に伝えるために,「複写機遺産」を認定する事業を,2018年度より開始いたしました.2022年度までに10件11機種が認定されています。

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