
日本画像学会評議員 各位
2024年2月吉日
一般社団法人 日本画像学会
会 長 佐藤利文
日本画像学会評議員会、特別講演会開催のご案内
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
評議員の皆様には日頃、学会活動にご協力いただき心より御礼申し上げます。
コロナウィルス感染症が5類へと変更されましたので、本年は5 年ぶりに皆様にお集まりいただき評議員会を開催いたします。
1年間の弊学会の活動実績と次年度の活動予定を報告させていただき、皆様からの学会活動および運営に関してご意見を賜りたく存じます。引き続いて特別講演会もご用意させていただいております。
本年は、一般社団法人先端イメージング工学研究所の井手亜里先生をお迎えして「超高精細画像技術とその応用 – 一つの絵巻とその展開」 の演題でご講演をいただきます。詳細は次ページ掲載。
ご多忙中とは存じますが万障お繰り合わせの上、是非ご出席賜わりますようご案内申し上げます。
敬具
● 評議員会
・日 時: 2024年3月15日(金)15:15~16:00
・場 所: TKP 神田ビジネスセンター カンファレンスルーム502
東京都千代田区神田美土代町3-2 神田アベビル
・議 案:① 2023年度事業報告,同財務報告
② 2024年度事業計画,同財務計画
(各委員会の委員長より個別にご報告する予定です。)
● 特別講演会
・時 間: 2024年3月15日(金)16:00~17:00
・場 所: TKP 神田ビジネスセンター カンファレンスルーム502
・講演題目:「超高精細画像技術とその応用 – 一つの絵巻とその展開」
・講演者: 一般社団法人先端イメージング工学研究所 井手亜里先生(京都大学名誉教授)
講演要旨:
本研究は、過去20 年以上にわたり、超高精細画像の入力、分析、および表示・配信に関して行われた研究活動に基づいています。これらの活動は、京都大学工学研究科の先端イメージング工学研究室による研究成果を基礎としています。特に、重要文化財や国宝級の文化財の超高精細デジタル化に焦点を当てています。本稿では、以下の3 つの主要なトピックについて詳述します:
- 超高精細画像の入力・分析・配信技術
- 「戊辰戦争日記」絵巻の撮影および色彩化といった実際の応用例
- 超高精細画像を活用したデジタルミュージアム、バーチャルリアリティ、教育コンテンツの制作事例
本プロジェクトの目的は、一枚の文化財に付加価値を与えることにより、歴史教育だけでなく観光促進などにも寄与することにあります。このプロジェクトは、文化庁の「生きた歴史」事業の支援を受けて、2020 年から継続しています。
参考文献:
本プロジェクトの技術詳細については、「日本画像学会誌」第62 巻第1 号(2023 年)を参照してください。
略歴:
1952 年イラン生まれ。
1972 年来日。翌年、京都大学工学部入学。
1983 年博士(電子工学)課程を修了、一時帰国の後、1991 年同学工学研究科助教授を経て、教授に就任。先端イメージング工学研究室を設立し、文化財専用の超高精細に画像を記録する機械及びソフトウェアーを独自開発するとともに、開発した技術を応用して世界10 か国以上の「文化財のデジタル化」に取り組んできた。
2018 年3 月の京都大学退官後は、(社)先端イメージング工学研究所にて「芸術のための科学技術」に関する研究・制作活動を継続している。