日本画像学会フェロー

ISJ award

 ※紹介文中の所属、肩書は受賞当時のものです。

 

朝武敦

朝武敦(ともたけ あつし)

インクジェット分野について学術から技術、商品開発と幅広く経験し、インクジェット技術開発マネジメントにおいても業績を残す。特に、デジタルテキスタイル分野、捺染印刷などインクジェットの高機能化に注力し新分野開拓を成功させた。長年、学会を代表するIS&Tとのパイプ役としてNIPやPrint for Fabricationの企画、運営、招待講演などを務め、今後は国際交流委員長として活躍。長年、編集委員として特集の企画、論文審査システム構築などに尽力。

2022年度受賞・コニカミノルタ株式会社

藤井雅彦

藤井雅彦(ふじい まさひこ)

インクジェット技術の開発と、近年は新たなデータフォーマットFAV の開発を推進し、関連技術への造詣が深く、独自の視点での分析を行って国内外で情報発信している。学会誌に11 件の解説を寄稿するほか,IS&T の主催する国際会議での基調講演など国内外で高い業績。学会では、インクジェット技術部会主査、技術副委員長を歴任し、インクジェット技術の高度化と活性化に広く貢献。4DFF 分野にもすそ野を広げ、研究会の立ち上げなど際立った活動を推進。今年度から副会長。

2022年度受賞・慶應義塾大学

三矢輝章(みつや てるあき)

デジタルプリンティング技術(電子写真のハードウェア要素およびシステム技術)、シミュレーションによる設計工学技術、熱工学・熱伝導・熱物性、オペレーションズマネージメント(ものづくりの新体系構築)、MOT (Management of Technology)分野での高い研究実績。

2021年度受賞・株式会社リコー

飯野裕明(いいの ひろあき)

画像に関係する技術を中心に、イメージングデバイスや情報処理デバイスのための有機半導体材料の研究を展開。中でも、『液晶性有機半導体』に注目し、印刷プロセスを利用したフレキシブル・ディスプレイやイメージングデバイスを研究・開発しており、同分野での優れた業績。

2020年度受賞・東京工業大学准教授

佐藤利文(さとう としふみ)

印刷デバイスとして、『照明』や『ディスプレイ』を印刷技術でつくる研究に取り組み、プリンタブルな照明やテレビ、新しい照明を作るための光源、薄型テレビ用ハイブリッドEL、平面発光薄型パネルによる照明デザインなどの研究を推進。書籍や多数の学術論文、国際会議論文として発表され、高く評価。

2020年度受賞・東京工芸大教授

門永雅史(かどなが まさみ)

長年にわたり電子写真プロセスやインクジェットの数値シミュレーション技術の研究開発に従事、放電が関与するプロセス(帯電・転写)の数値計算技術開発やインクジェット液滴の飛翔、着弾仮定の数値解析技術開発など、独創的な研究の成果は、多くの技術者に有用な知見となる。

2019年度受賞・株式会社リコー

柴田博仁(しばた ひろひと)

紙と電子メディアの価値・効用を客観的に比較し、紙がなぜ読むためのメディアとして好まれているのかを解明し、その知見を電子デバイスの開発に応用する研究を行う。特に、メディアの操作性が読みのパフォーマンスに及ぼす影響を実験的に検証。書籍や多数の学術論文、国際会議論文として発表され高く評価。

2019年度受賞・富士ゼロックス株式会社

中村一希(なかむら かずき)

新規表示関連材料開発を通じ、画像技術の発展に大きく寄与するとともに、学会誌編集委員長として本学会の発展に貢献。

 

 

2018年度受賞・千葉大学准教授

前田秀一(まえだ しゅういち)

用紙関連技術に加え、イメージングマテリアルや電子ペーパー、色彩科学などの領域で研究を推進し、実績を上げている。年次大会などへの研究発表や、学会誌への論文投稿などで本学会へ貢献。編集委員、編集委員長としても学会活動に尽力。

 

2017年度受賞・東海大学教授

鈴木千秋(すずき ちあき)

長年にわたり画像材料技術研究開発に従事、電子写真トナー技術についてはトナー材料技術部会においてその見識を元に広く活動。また、開発した乳化凝集トナー技術は2002年度技術賞を受賞。

 

2016年度受賞・富士ゼロックス株式会社

平林 純(ひらばやし じゅん)

長年にわたり画像関連技術の研究開発に取り組み、トナー飛翔状態の観察とその運動のシミュレーション技術、画像の見え方において先駆的な研究を続ける。2000年に論文賞、2002年に研究奨励賞、2013年に技術研究賞を受賞。シミュレーション技術部会、画像感性部会にて活動。

2016年度受賞・キヤノン株式会社

寺尾博年(てらお ひろとし)

長年、サーマル記録技術の研究開発、特に熱伝導制御などの研究をすすめ、サーマルヘッドの研究開発に従事。2009年日本画像学会技術賞(ZINK技術)、2015年IS&Tフェローを受賞。サーマル記録技術部会主査を務める。

 

2016年度受賞・アルプス電気株式会社

中山信行(なかやま のぶゆき)

富士ゼロックス株式会社において電子写真関連のシミュレーション技術について多くの研究成果を上げ、電子写真装置の技術高度化・発展に貢献。電子写真プロセスのシミュレーションから使用する材料関係の計算科学へとその技術分野を広げる。

 

2015年度受賞・富士ゼロックス株式会社

酒井真理(さかい しんり)

セイコーエプソン株式会社にて、インクジェット塗布技術による大面積有機ELディスプレイの作製技術の確立に関し顕著な業績。東京大学においてもプリンテッドエレクトロニクス、フレキシブルエレクトロニクスに関する研究活動を展開。当学会企画委員長、理事を務め学会の運営に寄与。

2015年度受賞・東京大学

半那純一(はんな じゅんいち)

長年にわたり画像関連材料研究に関わり、画像技術の発展に寄与。2012年当学会の会長に就任し、画像関連学会連合会の議長を務める。

 

2014年度受賞・東京工業大学教授

小林範久(こばやし のりひさ)

電気化学的手法による表示素子、発光素子の研究をはじめとして、多くの画像表示技術に関連する研究を進める。2010年日本画像学会コニカミノルタ研究奨励賞を受賞、画像技術の発展に寄与。当学会理事を務める。

 

2014年度受賞・千葉大学教授

長山智男(ながやま のりお)

千葉大学、大阪大学において有機半導体の研究を進め、株式会社リコーに入社後も有機感光体技術の発展に寄与。関連の研究発表多数、当学会研究奨励賞を3回受賞。当学会理事、編集委員なども務める。

 

2014年度受賞・株式会社リコー

上原利夫(うえはら としお)

測定技術を通じて電子写真技術の発展に寄与し、本学会の発展に貢献。

 

 

2013年度受賞・日本トレック

上原康博(うえはら やすひろ)

日本画像学会理事、事業委員長など、本学会の数々の要職を歴任し、本学会に貢献。

 

 

2013年度受賞・富士ゼロックス株式会社

面谷 信(おもだに まこと)

日本画像学会理事、副会長、技術委員会委員長、ICJ実行委員など、本学会の数々の要職を歴任し、本学会に貢献。

 

 

2013年度受賞・東海大学教授

川本広行(かわもと ひろゆき)

日本画像学会理事、シミュレーション技術部会主査など、本学会の数々の要職を歴任し、本学会に貢献。

 

 

2013年度受賞・早稲田大学教授

内藤裕義(ないとう ひろよし)

日本画像学会理事、関西支部委員、編集委員、技術委員会新イメージング部会主査など、本学会の数々の要職を歴任し、本学会に貢献。

 

2013年度受賞・大阪府立大学教授

西 眞一(にし しんいち)

日本画像学会評議員、技術委員会デジタルファブリケーション部会など、本学会の数々の要職を歴任し、本学会に貢献。

 

 

2013年度受賞・コニカミノルタ株式会社

星野勝義(ほしの かつよし)

日本画像学会理事、ICJ実行委員、イメージング技術部会委員など、本学会の数々の要職を歴任し、本学会に貢献。

 

 

2013年度受賞・千葉大学教授

堀田吉彦(ほった よしひこ)

技術委員会第7部会(電子ペーパー部会)の主査など、本学会の要職を歴任し、本学会に多大な貢献。

 

 

2013年度受賞 株式会社リコー