Updated 2024.01.22
凡例
1. 見出し語として1437語を公開中。
2. 見出し語のリストは分野別、頭文字別の表示画面とした。
3. すべての用語に読み仮名をつけた。
例)捺染(なっせん)、HTML (えいちてぃーえむえる)
4. すべての用語に英文表記をつけた。
5. 英文の場合、( )で置き換えできる言葉を表した。
例) oven fusing(fixing) は、oven fixingも使うことを意味する。
6. 【分野】で、見出し語の分野別分類の属性を表示した。
7. 【関連用語】で、参照すべき見出し語を表した。
8. 「この用語に出てきたワードを用語集で調べる」で、説明文中に出現した本用語集収録見出し語を表示した。但し、この機能は機械的な文字列抽出操作であるため、意図しない見出し語が表示される場合がある。
画像技術用語における長音の扱いについて(改訂)
画像技術用語部会では、文化庁発令の「平成22 年内閣告示第2 号」及び日本産業規格「JISZ8301(2019)」を参考に、技術用語における長音「-」の取り扱いを、下記のようにすることといたしました。画像技術用語集は、今回定めたルールに則った改定を実施し、2024 年1月に公開いたしました。
・改定の内容
日本画像学会編さんの画像技術用語については、「長音を付加する」というルールに統一いたします。
ただし、慣用的に長音を付けないものに関しては長音を省くことを可とします。
・改定の根拠
今回の改定は、文化庁が開示している「平成22 年内閣告示第2 号-国語標記の基準」及び日本産業標準調査会制定している「日本産業規格(JIS)」に準拠する形で実施いたします。
①「平成22 年内閣告示第2 号」※1
英語の語末の‐er,‐or,‐ar などに当たるものは、原則としてア列の長音とし長音符号「ー」を用いて書き表す。ただし、慣用に応じて「ー」を省くことができる。
②「日本産業規格「JISZ8301(2019)」※2
外来語の表記は、主として“外来語の表記(平成3.6.28 内閣告示第2 号)”による。
(補足:2019 年の改定前は「2 音の用語は長音符号を付け、3 音以上の用語の場合は省くことを原則とする」となっていたが、2019 年の改定で変更となりました。)
これにより主たる規格においては、長音を付ける方針となっていることから、今回の改定となります。
※1 「平成22 年内閣告示第2 号」>「外来語の表記」>「留意事項その2(細則的な事項)」>「III 撥(はつ)音、促音、長音その他に関するもの」>注3
※2 「日本産業規格「JISZ8301(2019)」>「付属書H(文章の書き方並びに用事、用語、記述符号及び数字)」>「H.6 外来語の表記」
画像技術用語集Web版について
日本画像学会では、用語の統一的な使用の手引きとして、また同時に研究や勉強における財産となることを目指して、用語集を刊行してまいりました。最初の用語集は学会創立30周年を機に作成された「電子写真用語集」(1988年)であり、次に学会創立40周年記念事業として刊行された「画像技術用語集」(1999年)を経て、現在の最新刊は「画像技術用語集(改訂版)」(2005年)で、ハードコピー技術とその周辺技術(主に、電子写真プロセス・材料、ノーベルプリンティング、サーマル・プリンティング、画像処理・通信、画像評価、写真・印刷・入力、光学基礎関連分野)を基本としています。
「画像技術用語集」は、「用語は画像技術に関心のある方全員の財産である」との考えに基づき、多くの人に愛用され、より良いものに成長していくことも期待されています。そのような観点から、日本画像学会技術委員会画像技術用語部会では、一部の図表を除いた用語集の内容をホームページに掲載し、自由にご利用頂けるようにいたしました(2013年)。この度の改訂では、上記カタカナ語の長音表記の改訂を行うとともに、2013年web版で欠落した「写真・印刷・入力」を復旧、誤字等の修正を行いました。間違いや不備、不足の箇所についてはまだ見落としがあるかと思います。ご愛用頂くとともに、ご指摘やご意見を頂き、より完全なものにしたいと考えております。
2024.1.22. 日本画像学会 技術委員会 画像技術用語部会
主査 坂谷一臣、 副主査 大場正太、
委員 酒井真理、多田達也、木村里至、吉田学、
冨永英芳、常安翔太、次田将大、五十嵐明、
西村克彦、野田明彦、星野坦之、谷中一寿