第1回 imagingNEXT 開催レポート

2024年11月15日(金)15:30~17:30に、新企画「Imaging NEXT」の記念すべき第1回を、リアル会場(田町)とオンラインのハイブリッドで開催しました。講師として日本画像学会現会長である藤井雅彦氏をお招きし、『つながり」がもたらす成長~個と組織、そして日本画像学会のシン化~』と題して、藤井氏のこれまでの取り組みや学会の今後、若手技術者への思いなどをインタビュー形式にてお伺いしました。参加者は計23名、うち現地参加者は15名(講師、企画委員含む)でした。

また、その後場所を移しての懇親会には12名が参加し、更に活発な情報交換が行われました。

最初に藤井氏からご自身の経歴をスライドにて紹介いただいた後、企画委員の上林氏がインタビュアーとなり、主に次の4つの項目にパートを分けて進行されました。

1.会長としてのビジョンと目標

2.技術の未来と発展について

3.組織とイノベーションの推進

4.若手技術者へのメッセージと将来像

「会長としてのビジョンと目標」のパートでは、若手や女性をはじめとした新規参加者を増やすためには、まず自身の周りの技術者で学会活動に興味を持っている人を見つけ、その背中を押してあげることから始めるのが有効であろう、との提言をいただきました。実際に4DFFの活動では、若手が参加しやすい雰囲気作りと合わせてそのような取り組みを行うことで、参加者増につなげることができているそうです。

「技術の未来と発展について」のパートでは、主に3D/4Dプリンティングの応用をメインに話が進められ、その中では4Dプリンティングによりモノつくりのパラダイムシフトを起こし、さらにサプライチェーンを変えたいとの思いが語られました。

「組織とイノベーションの推進」のパートでは、社外も含め他の人が何を知っているかを把握することが大切、ということが百科事典に例えられ、百科事典の目次を持っておくことと、自身も百科事典の一部になるべく知識を持っておくこと、すなわち自己研鑽の重要性が述べられました。

「若手技術者へのメッセージと将来像」のパートでは、自身が一流の技術者となるためにロードマップを描くことが強く勧められました。その過程では様々な情報の収集も必要となるため、結果的に知識の向上とネットワークつくりにつながる、というメリットも得られます。また、「将来を予測するのに一番いい方法は自分がそれを作ること」という言葉も印象に残りました。

インタビューは終始和やかな雰囲気で行われ、藤井氏の思いがより深く引き出されていた印象を受けました。やはり対話形式であると、聞く側も語る側もその場でもう少し突っ込んで聞きたいこと、話したいことを発信できるため、その分情報量が増えるように思います。

今回のインタビュー形式の導入もそうなのですが、Imaging NEXTでは技術者同士の交流を深める機会としての役割はもとより、皆様に貴重な時間を楽しんで過ごしていただくとともに、より有益な情報を持ち帰っていただけるよう、従来の形式にとらわれず様々な企画を実施していこうと考えています。前企画「イメージングカフェ」と同様に、引き続き多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

記・企画委員長 中井 洋志(エトリア)

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