第90回日本画像学会技術講習会

画像技術の基礎と将来

開催趣旨

 日本画像学会では、電子写真、インクジェットを始めとする各種ノンインパクトプリンティング技術、及びそれに関連する分野で活躍される技術者・研究者を対象とした技術講習会を毎年開催し、好評を博しております。本講習会は、画像技術の基礎の理解を深め、最新動向、将来展望に関する知見を得ることを目的としております。

・一日目に「シミュレーション実演講習」として「オープンソースOpenFOAMを用いたシミュレーション実習」を開講致します。(ハイブリッド開催の予定ですが、変更となる場合があります)
・二日目には、電子写真コース1として初心者の方を対象とした電子写真技術の入門講習を設け、基礎から分かり易く解説致します。
・三日目には、電子写真コース2として電子写真技術の各論と、高分子の基礎、加飾技術、環境規制の講習を設けます。
・四日目には、インクジェットコース1として初心者の方を対象としたインクジェット技術の入門講習を設け、基礎から分かりやすく解説のうえ、最後にQ&Aの時間を設け様々な質問にお答えします。
・五日目には、インクジェットコース2としてインクジェット技術に関する各論と、サーマル記録技術、Materials Informatics、マーケット動向についての講習を設けます。

 若手技術者の成長の機会、あるいはベテラン技術者の関連技術の理解、整理等にお役立て下さい。

 今年は、講義内容に関連するサンプル(出力画像や部材等)を会場に展示致します。会場参加者は、モノを観ながら触りながら各テーマについて解説を聞くことができます。是非、会場で参加して各技術の理解を深めて下さい。

日 時  :

2026年7月6日 (月) ~7月10日 (金)

形 態  :

集合セミナーとWebセミナーのハイブリッド開催
<集合セミナー:ユニコムプラザさがみはら(小田急線相模大野駅より徒歩2分)>
相模原市南区相模大野3丁目3番2号 bono相模大野サウスモール3階
<Web セミナー:Zoom ミーティングを用いた Web セミナー>  
注)本セミナーでは録音・録画、および複数デバイスからの重複参加を固く禁じます。     

対 象  :

プリンタ・複写機・その他イメージング関連分野従事の技術者・研究者

申込方法 :

参加費  :

会 員 26,000円(不課税)
学 生  4,000円(不課税)
非会員 39,000円(内消費税3,545円)

◆シミュレーション実演講習にも参加する場合
会員   上記参加費+5,000円(不課税)
学生   上記参加費+1,000円(不課税)
非会員  上記参加費+5,500円(内消費税500円)

 ※参加費には電子ファイルにて配布するテキストの代金を含みます。
 
参加登録返信メールに添付の請求書に従って6月25日(木)までにお支払い下さい。

 
● Webセミナー参加の方へは、参加費振込確認後に参加URLを送付いたします。
 
期限までにお振込みが出来ない、別の支払方法をご希望の場合はWeb参加登録後、
 学会事務局にお問合せ下さい。

申し込み時に日本画像学会に入会すれば会員参加費で参加できます。

 
注:維持会員団体所属の方は、維持会員証1枚につき1名様が会員価格となります。

定 員  :

技術講習会:会場参加は先着50名となります。(リモート参加は定員なし)

シミュレーション実演講習:技術講習会参加者の中で希望される方、先着20名となります。(リモートと会場合わせて先着20名)

キャンセル:

キャンセルは、6月25日(木)12時までに事務局へご連絡下さい。
以降のキャンセルは有償(参加費)と致します。

主催   :

一般社団法人日本画像学会

協賛:

日本印刷学会, 日本写真学会, 画像電子学会

企画・運営:

日本画像学会第90回技術講習会実行委員会、技術委員会シミュレーション技術部会

第90回日本画像学会技術講習会プログラム
画像技術の基礎と将来

 

 

1日目:7月6日(月) <シミュレーション実演講習>

オープンソースOpenFOAMを用いたシミュレーション実習 -インクジェット吐出シミュレーション-

10:30開場 11:00までに入場をお願いいたします(予定)

時間題 目講 師内 容
11:00-
11:05
イントロダクション富士フイルムビジネス
イノベーション株式会社
長谷部 恵
全体の進め方について説明します。
11:05-
11:20
OpenFOAMとは株式会社リコー
清水 健太
OpenFOAMの概要を説明します。
11:20-
12:50
実習1: 毛細管シミュレー
ション(2次元)
コニカミノルタ株式会社
藤原 康司
OpenFOAMの自由表面ソルバー(interFOAM)を用いた簡単な課題を実習します。2次元毛細管現象を題材としOpenFOAMの基本的な計算手順に慣れて頂きます。
13:50-
15:50
実習2: 毛細管シミュレー
ション(軸対称2次元)
ブラザー工業株式会社
石川 博幸
実習1の課題(2次元毛細管現象)を軸対称2次元に拡張します。この実習を通して、メッシュ作成方法や可視化ツール(paraView)の使い方をマスターします。
15:50-
17:50
実習3: インクジェット吐出シミュレーション京セラドキュメントソリューションズ株式会社
藤田 俊貴
実習2の課題をインクジェット解析に適用する方法を学びます。
17:50-
18:00
クロージングコニカミノルタ株式会社
加川 哲哉

※シミュレーション実演講習は状況に応じてWebセミナーのみの開催になる可能性があります。

 

 

2日目:7月7日(火) <電子写真入門コース1> 
9:20開場 9:40までに入場をお願いいたします(予定) 

時間題 目講 師内 容
9:45-
11:15
電子写真プロセス基礎技術入門キヤノン株式会社
石田 祐介
電子写真技術の発展の歴史を振り返り、各基本プロセスの原理と特徴について説明します。
11:30-
12:30
電子写真用現像剤の基礎京セラドキュメントソリューションズ株式会社
野崎 貴俊
電子写真用現像剤に求められる基本的な性能を説明します。また、代表的な材料および製法について紹介します。
12:45-13:45情報交換会会場参加者(希望者)と、講師・実行委員が電子写真についての特別セッションを開催します。(昼食付)
14:00-
15:00
OPC感光体の基礎エトリアマニュファクチャリングジャパン株式会社
石田 稔博
電子写真方式におけるOPC感光体の役割、構成、各種OPC材料、諸特性に関して概説したあと、現在の技術動向について紹介します。
15:15-
16:15
電子写真における定着プロセスの基礎技術コニカミノルタ株式会社
佐々木 拓哉
電子写真における定着プロセスの基礎技術を説明する入門的な内容です。
16:30-
17:30
紙搬送におけるレジストレーション技術概論キヤノン株式会社
廣田 賢一
電子写真プリンターの紙搬送におけるレジストレーション技術を紹介します。

 

 
3日目:7月8日(水) <電子写真コース2> 
9:05開場 9:25までに入場をお願いいたします(予定) 

時間題 目講 師内 容
9:30-
10:30
トナー用外添剤の進化:基礎から見る技術の変遷日本アエロジル株式会社
山田 謙太
トナー用外添剤には、電子写真技術の進化に伴い、求められる特性が増えてきた歴史があります。外添剤の基本的な特性を中心に、その技術の変遷を新しい技術と共に紹介します。
10:45-
12:15
高分子概論千葉大学
小林 範久
低分子化合物やセラミクスとは異なる高分子とは何なのか,どうやって作り,どのような特性を示すのか,さらにはどのように評価するのかなど,画像学会においても多く使われる高分子の基礎を理解することを第一の目標とします。
13:15-
14:15
電子写真方式の複写機向け画像処理技術技術委員会画像処理部会主査
松木 眞
教科書「画像処理の基礎」をベースに電子写真複写機への画像処理技術の適用を解説し、視覚特性を考慮した処理についても紹介します。
14:30-
16:00
加飾技術の基礎コニカミノルタ株式会社
藤田 美千代
アナログ方式、デジタル方式を含めた印刷における加飾技術について紹介します。
16:15-
17:45
環境規制や環境マーク及び中国国家標準について山﨑国際コンサルティング
山﨑 弘
環境規制と環境ラベルの両面について概要と重要性及び今後の動きを解説します。さらに中国国家標準についても解説します。

 
4日目:7月9日(木) <インクジェットコース1>
9:05開場 9:25までに入場をお願いいたします(予定) 

時間題 目講 師内 容
9:30-
11:00
インクジェット方式概論:各種方式、今後の課題と対応理想科学工業株式会社
前坂 俊秀
各種インクジェット方式の分類と特徴を説明し、その特徴を活かした応用を紹介します。またインクジェット技術の現状と課題、課題に対する今後の取り組み、さらにはインクジェット技術の進化形態や方向性を説明します。
11:10-
12:10
インクジェットシステム
技術
ブラザー工業株式会社
関口 恭裕
インクジェットプリンターの構成要素について、印刷を行う際に検討が必要な課題と対応する技術などを交えて説明します。
13:10-
14:10
インクジェットヘッド技術セイコーエプソン株式会社
木村 里至
インクジェットプリントヘッド技術の基礎(ピエゾ、サーマル、他)とその実例、及びトピックスについて紹介します。
14:20-
15:20
インクジェットプリンターの画像形成技術株式会社リコー
平野 政德
日本画像学会発行「インクジェット」の内容に沿って、画像形成フローの各段階について、専門外の方でも理解できるよう解説を行います。
15:30-
16:30
インクジェットインク技術ATI-Cコンサルティング
朝武 敦
インクはインクジェット技術において、記録物の機能をつかさどる重要なパーツです。本講座ではインクジェット記録に用いられる種々のインクについて、材料と画像形成プロセスの観点から技術の特徴を説明します。
16:40-
17:20
インクジェットメディアの基礎技術三菱製紙株式会社
名越 応昇
インクジェットメディアの基礎的な技術について解説するとともに、最近のトピックス等も紹介します。
17:25-
18:00
インクジェット全体Q&A全講師6つの基礎講座の講師全員が会場に集まり、インクジェット技術に関する質問に答えます。基礎講座を通じた疑問だけでなく、基礎講座領域以外の質問でも構いません。技術講習会申し込み時に、質問を記載することもできます。
18:10-20:00情報交換会会場参加者(希望者)と、講師・実行委員がインクジェットについての情報交換会を開催します。(軽食付き)

   ※インクジェット入門講習は日本画像学会発行の 「改訂インクジェット」に沿って講義を行います。
       お持ちの方は当日参照していただくことをお勧めします。
 
 
5日目:7月10日(金)  <インクジェットコース2> 
9:05開場 9:25までに入場をお願いいたします(予定) 

時間題 目講 師内 容
9:30-
10:30
紫外線(UV)硬化型インク概論ATI-Cコンサルティング
朝武 敦
近年、サイネージから商業印刷、工業印刷等さまざまな用途に紫外線硬化型インク(UVインク)が活用されています。本講演ではUVインクの原理、特徴、応用範囲について解説します。また最新のトピックスについても紹介します。
10:45-
12:15
デジタルテキスタイルの技術要点と業界動向ファッションビジネス学会デジタルテキスタイル研究部会
城田 衣
デジタルテキスタイルの市場概観、技術の要点、最新業界動向を解説します。
13:15-
14:15
商業印刷向けインクジェット印刷機の課題と現状富士フイルムビジネス
イノベーション株式会社
瀬戸 信二
商業印刷市場のデジタル化を牽引するインクジェット印刷機,その中で発生する課題や対応技術について紹介します。
14:30-
15:30
サーマルプリントヘッドの基礎と展開京セラ株式会社
渡邉 和宏
サーマルプリントヘッド、及び記録技術の基礎から、その展開について紹介します。
15:45-
16:45
機能性材料開発
のためのMaterials Informatics
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
世古 丈裕
機能性材料開発のためのMaterials Informaticsについて、分子シミュレーションとAI(機械学習)の基礎と活用法を解説します。
17:00-18:00画像技術マーケット動向
山﨑国際コンサルティング
山﨑 弘
電子写真やインクジェットなどの画像技術関連のマーケット動向について地域性も含め解説します。


 

日本画像学会 第90回技術講習会実行委員会
 委員長 安井 甲次(キヤノン)
副委員長 荻野 孝 (富士フイルムビジネスイノベーション)
  委員 有賀 友洋(セイコーエプソン)     大柴 知美(コニカミノルタ)
     柏木 恒雄 (コニカミノルタ)     木崎 宏恵(三菱ケミカル)
     小橋川 翔太(リコー)         下平 善樹(富士フイルムビジネスイノベーション)
     萬道 律雄(王子ホールディングス)   山﨑 弘(山﨑国際コンサルティング)
     吉田 稔                和田 光央            (五十音順)
 


 
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