ミノルタ EP450Z
世界初の無段階ズーム機構を搭載した高機能高画質複写機
High-performance, high-image quality copier equipped with the world’s first stepless optical zoom function

発売年 :1983年
方 式 :乾式電子写真方式
複写速度:25枚/分(A4)
所在地 :東京都八王子市 コニカミノルタ株式会社 東京サイト八王子

【学会誌へのリンク】
65 巻 4 号 掲載予定 (2026)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/isj/-char/ja
EP450Zが発売された1983年当時,OA(オフィス・オートメーション)化が推進される中,PPC(普通紙複写機)は更なるオフィスワークの効率向上を目指し自動化,高機能化が求められていた.そのような市場ニーズを先取りし開発されたのがCPU制御によるズーム機能である.それまで主流であったメカ的な定型サイズ比の固定変倍ではできなかった,文書や図の任意の変倍,不定形原稿を定型用紙にコピーしたいといったニーズに答えることで変倍複写の用途は大きく広がり,本機能を搭載したEP-450Zは大ヒットした.
ズーム変倍は,0.640倍から1.420 倍の範囲を1/1000倍刻みに任意の倍率設定が可能で,設定された倍率に合わせてレンズと折り返しミラー位置をパルスモーターで制御し,共役長を定めている.ズーム機能と原稿送り装置の組み合わせにより,オート倍率選択機能(原稿サイズを検知し,設定されている用紙サイズに合わせた最適の倍率を自動的に選択する),オート用紙選択機能(セットした倍率に合わせ最適サイズの用紙を自動的に選択する)を実現し,機能性と操作性を向上させた.
現像方式は,EP310(1979年発売)に搭載された当社独自のマイクロトーニング方式を採用した.小粒径のバインダー型キャリア(マイクロキャリア)による木目細かい磁気ブラシが描く滑らかな中間調画質は高い評価を受け,当社の画質へのこだわりの原点として引き継がれている.
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