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2026年度関西シンポジウム

開催場所:I-siteなんば
開催日:2026年05月26日(火)

2026年度 日本画像学会 関西シンポジウム 開催報告
(関西委員会) 実行委員長:本夛 将
(三洋化成工業株式会社)

2026年5月26日、I-siteなんばの現地会場とWeb(Zoom)を併用したハイブリッド方式により、2026年度日本画像学会関西シンポジウムを開催いたしました。今回は「これからもプリントして×5まいります!!~環境を制する者がプリンティング業界を制す~」をテーマに、電子写真およびインクジェットにおける環境対応を取り上げ、産学の専門家の皆様からご講演をいただきました。また講演後には、講師の皆様にご登壇いただきパネルディスカッションを実施し、本分野の今後の方向性や課題について活発な議論が交わされました。さらにシンポジウム終了後には、一部の講師の皆様と直接意見交換ができる情報交換会も行いました。なお、今回は質疑応答およびパネルディスカッションの時間を拡大したことで、参加者との討議も一層活況になりました。
講演では、サーキュラーエコノミー(循環経済)の推進に向けた低温解重合によるPET複合材料のケミカルリサイクルについて、使用済み商品を回収・選別・再製造して新品の再生複合機として提供する資源循環の取り組みについて、乾燥器を不要とする構成により印刷時の消費電力を大幅に削減した高速ラインインクジェット複合機の開発について、サステナブル社会の実現に向けたバリューチェーン全体での最適化の必要性と企業間連携の重要性ならびに学術コミュニティが果たすべき役割について、など各分野でご活躍されている皆様方にご講演いただきました。パネルディスカッションでは、「環境性能の観点から見た電子写真・インクジェットの用途別最適解」「環境負荷低減と経済合理性を両立するための条件」「プリンティング業界における環境規制の影響」などをテーマとして取り上げました。パネラーの皆様からは、それぞれの専門的立場に基づく見解が示され、議論を深めることができました。また、会場からの質問にもご回答いただき、参加者との一体感のあるセッションとなりました。参加者からも高い評価を得ており、持続可能なプリンティング産業に向けた知見を深める有意義な機会となりました。
参加人数:38名 (講師、実行委員を含む)

【発表テーマと講師の皆様(敬称略)】
・低温解重合を鍵とするPET複合材料のケミカルリサイクル、田中 真司(産業技術総合研究所)
・資源循環の取組み 再生複合機、本多 正猪(富士フイルムビジネスイノベーション株式会社)
・低消費電力を実現する高速ラインインクジェット複合機の開発、山田 陽一(セイコーエプソン株式会社)
・持続可能なプリンティング技術の次章-プリントの意味を問い直す-、藤井 雅彦(慶応義塾大学SFC研究所)

【パネルディスカッション】
座長  :和泉谷 勇太(花王株式会社)
パネラー:講演者の皆様
テーマ :これからもプリントして×5まいります!!~環境を制する者がプリンティング業界を制す~

●講演(写真挿入)
●パネルディスカッション(写真挿入)