複写機遺産第06号

キヤノン PC-10/20

製造年 :1982年
方 式 :乾式電子写真方式
複写速度:1枚/11秒(A4)手差しのみ(PC-10),
     8枚/分(A4)(PC-20)
所在地 :キヤノン株式会社
東京都大田区 CANON GALLERY(PC-10),
茨城県取手市 取手事業所ショールーム(PC-20)

【学会誌へのリンク】
59 巻 5 号 p. 498-500 (2020)
https://doi.org/10.11370/isj.59.498

1982年 8月,キヤノンは当時世界最小・最軽量で,世界初のカートリッジ方式であるPPC複写機を開発,「キヤノンPC-10/20」を発表した.

複写機の心臓部である感光ドラム,現像器,一次帯電器及びクリーナーをコンパクトなカートリッジに一体化し,本体の超小型・軽量化をはかるとともに簡単なカートリッジ交換だけで常に安定したコピーが得られるというイージーメンテナンスを実現した.

カートリッジ化採用と同時に,開発当初から生産面での自動組立,自動検査を前提とする設計が進められ,今までにないローコスト化に成功して販売価格も20万円代という普及価格を実現した.

これらの技術革新により,一般オフィスにおけるサブマシンとしては勿論,従来PPCに手の届かなかったユーザーが身近に置いて気軽に利用できるパーソナルコピアとして,新しい商品ジャンルを開拓し新市場を確立した.

 
 


 
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