インクマイグレーション (いんくまいぐれーしょん) 【ink migration】
インクを構成する低分子量成分がフィルムなどの基材中に拡散して裏面まで移動したり,重ねられた別の画像の裏面に移動する現象を言う.過去,食品包装で用いられたインクの成分が内部の食品を汚染したことが発覚し問題となった.現在では食品包装に対する様々な規制が存在し,その規制を準拠する(成分の移動が少ない)インクが開発されている.「低マイグレーションインク」あるいは「ローマイグレーションインク」などと呼ばれている.なお前記問題はUVインクで発生したものだが,「インクマイグレーション」自体はUVインクに限定されない.