ファウラ・ノルドハイム・プロット (ふぁうら・のるどはいむ・ぷろっと) 【Fowler-Nordheim plot】
金属表面に高電場が印加されたときに,金属から電子が真空中に飛び出す電界放射現象は,トンネル理論を用いて次式(FowlerNordheimの式)で表される.J=AF2/a2exp(-Bf3/2/aF),ただし,Fは電界,fは金属の仕事関数,aは鏡像効果の補正項,Aはエミッタに依存した定数,B=6.83×107(eV-3/2Vcm-1)である.この式から1/Vに対してJ/V2をプロットすると直線が得られ,傾きは仕事関数を反映する.このプロットのことをいう.式は金属表面が平面として求められたもので,針状の場合はこのまま使えないが,通常使われる電界領域ではBの値を8.0×107[eV-3/2Vcm-1]と補正することで適用できる.
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