第90回日本画像学会技術講習会 画像技術の基礎と将来
2026年7月6日~7月10日の5日間に渡り、集合セミナーとWebセミナーのハイブリット形態で第90回日本画像学会技術講習会を開催いたしました。本年から「画像技術の基礎と将来」というサブタイトルで、全22講座について各分野の最前線で活躍されている講師陣よりご講演をいただきました。電子写真とインクジェットを中心としたノンインパクトプリンティングの入門・各論の講習に加え、サーマル技術、高分子科学、加飾技術、AI技術、環境、マーケット情報等、これからの技術者が将来的に活用できる最新の技術を盛り込んだ講座を設けました。
あわせて、シミュレーション実習は、今年も、より理解を深めていただくため、集合セミナーを中心にハイブリット型式で、シミュレーション技術部会の全面的な協力を得て7月6日(月)に開催しました。オープンソース流体シミュレーターOpenFOAMを用い、毛細管シミュレーション、インクジェット吐出シミュレーションを実習内容とし、参加者が実際に手を動かしながらシミュレーションに対する理解を深めました。
今年度の参加者数は、昨年に比べて減少したものの、61名に参加いただきました。参加者は業務経験年数1年~3年の方が多く、今年度も画像技術に携わられて間もない方が参加される傾向が顕著です。
第4日目の講座終了後に、昨年に引き続きインクジェット技術部会主催でQ&Aコーナーを開催いたしました。ご講演いただいた講師の皆様より、参加者の質問に様々な視点から1時間の長時間にわたり丁寧に回答していただきました。更に、2日目と4日目には、講師と参加者とで情報交換会が開催され、参加者が講師に直接質問することで、講義への理解が深まるだけでなく、学会員間の技術の交流の場として、非常に有意義な会になりました。
技術講習会で使用したテキスト、プレゼンテーション資料、シミュレーション実習用のプログラム・例題などは、全て学会のHPにより配信しております。
来年度も6月末~7月初旬の開催を予定しております。画像分野の技術習得の場として、より多くの方々に活用していただけるよう、魅力的且つ有効なプログラムを考えて参ります。今後も皆様の知識習得の場としてご活用いただけましたら幸いです。